コメント

著名人コメント

※順不同

宮迫博之さん(雨上がり決死隊):芸人

沖縄の美しい風景の中で繰り広げられるほろ苦い切なさの中で、
家族の絆とは何なのかを考えさせられながら見入ってしまいました。
その中で笑いのエッセンスもふんだんに詰まった素敵な映画をあの毛深い男が作ったなんて、、
なにか感慨深いものがあります。必見です!

阿木燿子さん:作詞家

何て愛おしい映画だろう。笑いあり、涙あり。
これは絶対、“人間大好き”な人達が創った作品に違いない。大傑作!
奥田さん、ゴリさん、私、やられてしまいました。

高橋源一郎さん:作家

最初からずっと目が離せないシーンの連続だったこの映画は、予告された結末に達する。
わかっているはずだったのに、心の準備もできているはずだったのに、
観客席でぼくは全身が「持って行かれる」のを感じた。
登場人物たちが、大切なものの骨と対面する。
これ以上に徹底して「死」と向き合うことなど想像できない無残な出会いの果てに、
彼らの中に、おそらくは生れて初めて味わう、複雑で豊かな感情が生まれていた。
そんな彼らを、ぼくは心の底から羨ましく思ったのだ。

阿川佐和子さん:作家/エッセイスト

ほんといい映画を観せていただきありがとうございました。
(週刊文春2月7日号「阿川佐和子のこの人に会いたい」より)

ISSAさん:アーティスト/歌手

ゴリさんが描きたかったであろう島独自の風習や自然が、
三味線の音色により更に美しく映像に収められているところが、
計算され尽くしてて凄いなと思いました!
ゴリさんの考え抜かれた演出と、出演者の皆様の絶妙な演技により物語の中に引きずり込まれ、
一緒に温かい気持ちになったり感動して泣いたり…と思いきや
絶妙な笑いの要素が入ってほっこりしたり…
日本映画の世界に新しく一石を投じる素晴らしい作品だなと思いました!

宇崎竜童さん:音楽家

墓を掘り出し、骨を洗う。タイトルを見て正直引いたけど、
垢抜けた泥臭さに圧倒された。
見事な人間模様がエンタメしている快作だ。

島袋優さん(BEGIN):ミュージシャン

めっちゃ泣きました。
めっちゃ笑いました。
小さな島の大きな器、そしてか弱き女性の無限の強さを感じられる映画でした。
ゴリ!いや照屋監督ありがとう!
沖縄に生まれて良かった。

勝俣州和さん:タレント

まさかゴリに泣かされるとは思いませんでした。
こんなに笑いまくり、こんなに涙を流し、
こんなにも心が温かくなる作品に出逢えて感動しました。
照屋年之監督ありがとう。

ジョン・カビラさん:タレント

洗骨。沖縄や奄美で古くから続くその習慣、首里出身者としても知らない風習でした。
住む場所のみならず、心も離れている家族を一つにするのは亡き妻、母の亡骸。
命を繋ぐのは死者。朽ちるものは何もないことと、人の営みの切なさと素晴らしさ、
そして滑稽さに心動き、泣き笑い。
人間の、そして自然の摂理にただ感謝させられる素晴らしい作品です。
ゴリさん、いや、照屋監督、最高です。

ミルクマン斉藤さん:映画評論家

その圧倒的かつ宇宙的なラスト・ショットを目撃するまでの110分間、
あなたは死と生・再会と別離・畏れと慰撫などなど、
さまざまな感情に揺り動かされるに違いない。
とりわけ、生まれくる命を抱えた球形と、かつて命を守った球形の双方に
椿油が塗られるのを観るとき、誰もが「いのちの繋がり」という言葉を想起して、
厳粛ながらも優しい感動を覚えることだろう。
それにしてもだ、どんなに緊迫したシーンでもごそっと脱力させる
オチが用意されているのが素晴らしい!

浜村淳さん:映画評論家

亡き人の骨を洗えばホロホロと
赤いデイゴの花が散る。
想い出遠く海遠く 人のさだめは うつりゆく。
父と娘と息子の胸に愛と憎しみ渦を巻く。
切っても切れない家族の絆。
それをつなぐか命の誕生。
かがやく太陽、光る砂。
家族バンザイ、愛バンザイ。
命バンザイ、洗骨バンザイ!

新山千春さん:タレント/女優

映画を見終えた後、しばらく席を立てない程、胸がいっぱいになりました。
骨を洗うという行為を通じて弔うということ、、。考えさせられました。
洗骨を行うシーンは決してシリアスではなくて
尊い程に美しくて、込み上げてくる想いもとても温かいものがありました。
島ののどかな自然や三味線の音色も温かみを感じましたし、島ならではの世界観は心地良かったです。
お父さんがジューシーを食べるシーンも、どんな思いでいただいているかと思うと、
スクリーンにピントが合わない程、涙が溢れました。
この映画に出会えたことを幸せに思います。
ゴリさんってすごいなぁ!!

佐々木俊尚さん:作家・ジャーナリスト

柔らかいユーモアとみずみずしい島の描写とともに物語は運ばれていき、
そして最後のクライマックスシーンの美しさに、まったく予想しなかったけど涙を流していました。
生と死の間にはくっきりと境があるのではなく、柔らかく、なめらかに、つながっているんだ。
死ぬのが怖いすべての人に観てほしい。

田中みな実さん:フリーアナウンサー

死後年月を経て、骨になった大切な人と対面するのはとてつもなくツラいことだと思います。
でも、“洗骨”は哀しみとか恐怖より、むしろ死者へのこれ以上ない愛の儀式であることに気付かされました。
愛する人たちにきれいに洗われ納められる死者の骨は、とてもとても幸せそうだった。
日本にこんなにも素晴らしい風習があることを
あたたかく愛情深く教えてくれた作品に感謝しています。

池澤夏樹さん:作家

女たちは骨を洗って子を産んで世代をつなぐ。
男はただ右往左往するばかり。
身につまされる。

鎌田實さん:医師・作家

怒り、悲しみ、失敗、後悔が溢れているのに、
あったかくておもしろい。
こんな作品は初めて。人間っていいなあと思った。この映画、凄い!

具志堅用高さん:元ボクシング世界チャンピオン/タレント

洗骨という文化を初めて知りました。最愛の人を送り出すために、死を受け入れるために、
感謝をするために、そして命を真剣に考えるためにとても素敵な文化だなと感じました。
ゴリさん、素敵な作品をありがとう。

有村昆さん:映画コメンテーター

「お葬式」「おくりびと」に続く、人の死をじっくりと描いた感動作。
この映画はゴリさんでなければ撮れない映画!
粟国島に伝わる風習をシリアスに描くのかと思いきや、
前半はとにかく笑ってコメディなんじゃないか?と勘違いするほど。
ゴリさんのネタの集大成とも言えるのではないでしょうか。
前半でのフリを後半にかけて全て回収する事や、大団円を迎えるあたりに痺れました。
改めて先祖の墓に手を合わせたくなる一本です。

行定勲さん:映画監督

島の風と陽光と人間の優しさを、
葬いを通して映しだした美しく稀有な映画だ。
悲しみとユーモアが同居した演出は、
最後には生命の尊さに辿りつき自然と感涙させる。
素晴らしい。

紀里谷和明さん:映画監督

照屋監督の「洗骨」を見せていただき、その考え尽くされた物語、完璧に近いカット割り、
そして細部に至る演出に感嘆の言葉しかありません。
GOEMONの撮影時に照れながら映画を作る夢を語っていた、あのゴリさんがこれを作ったのか!と、
とても感慨深い気持ちと共に、自分ももっと頑張らなければという気持ちにさせられました。
右も左もわからない状態から照屋監督は映画を撮り始めたのを私は知っています。
それは大変な勇気が必要だったと思います。そして何年にもわたるひたむきな努力により、
こんな素晴らしい作品ができあがりました。
この映画のキャラクター達も同じように右も左もわからないまま
父親を演じ、兄を演じ、娘を演じ、しかしやがては輝かしい愛を表現できるようになる。
何事も、不器用であってもひたすら想い続ける事が大事なのでしょうね。
本当に素晴らしい映画を見せていただき、ありがとうございました。

深田晃司さん:映画監督

優しい人しか出てこない映画。多分、監督も優しい。
でも優しかろうがなんだろうが、人は死ぬ。そういう映画だった。
人はいつか来るその日のためにもっと死に触れておくべきだろう。
映画『洗骨』はその機会を与えてくれる。

 

スタッフ&キャストコメント

監督・脚本:照屋年之

恐いタイトルですよね。沖縄出身の僕ですら知らなかった風習。
昔は琉球諸国、東南アジアなど、かなりの地域で行われていた「洗骨」。
調べれば調べるほど、命を授かった先祖に対する感謝の恩返しを「骨を洗う行為」に感じます。
命が繋がるとは何なのか? そんな当たり前に命のリレーをしてきた我々の生活を、
一つの家族を中心にハートフルコメディー調に仕上げてみました。

タイトルのイメージとは真逆で、笑ってホノボノ楽しめる作品だと思います。
この映画で皆さんのこれからの人生の何かお供になれれば嬉しい限りです。

奥田瑛二(新城信綱 役)

この映画は自身にとって、とても大切な作品になりました。
妻、親子、身のまわりの人々、生きるということ……
そして、沖縄という美しき幻の世界に我が心と体を置く。誰も抗うことのできない沖縄の風と土、そして海……
現実の自分を見つめるのか? 「洗骨」の役・信綱を演じるのか?
沖縄の海を目の前にして撮影を重ねていると、ただただ役の人物、そのものだけが存在していた。
だから、自分がどんな風に映っているのか、どう演じていたのか、全くわからない。
わからないことが新鮮で、明日につながる。沖縄で過ごした1月余が宝物となった。
これは、ひとえにゴリ監督の手腕と映画への愛に他ならない。

筒井道隆(新城剛 役)

最初に台本を読んだ時にすてきな話だなと感じました。
今まで、洗骨という風習を知らなかったので、
始めに本当の洗骨の様子を撮影したDVDを観せて頂いた時は衝撃的でした。
重い作品になりそうですが、コメディの要素も沢山あるので、楽しく観て頂けると思います。
個人的にオススメはQ太郎さんのシーンです。
人はいつか死にます。
人を送りだす方法は国や地域によって違いますが、
この「洗骨」という作品を観て死について少しでも真剣に考えて頂けたら嬉しいです。

水崎綾女(新城優子 役)

1ヶ月の撮影期間中、常に妊婦姿で過ごしていたので
出産シーンの時に命の誕生に感動し涙が止まらなかったのを覚えています。
自分自身を産み落としたような気持ちになりました。
例え家族がバラバラになっても“洗骨”を通して、父、兄、娘、それぞれの想いがまたひとつになれる。
大切な人と、大切な人を思い出して観て頂きたい作品です。